「仕事復帰をして家庭と仕事をうまくこなしていけるだろうか…」「働きたいけど怖い…」「ワーママはどんなタイムスケジュールで動いているのだろう?」と、気になりませんか。
毎日ストレスを抱えて仕事をしているならもったいないです。少しの工夫で働くことと家事の負担を軽くできます。
・ワーママのタイムスケジュール4パターン
・ストレスをためない4つのコツ
・平日のキツさを乗り越える3つの裏技
働いている方でもほかのワーママの生活スタイルは気になるものです。
読み終わった後に取り入れれば、ストレスの少ないワーママ生活が始まります。
この記事を書いたのは…
専業主婦からパート→正社員になりフルリモートで働いでいます。
副業をしたり、時短サービスを利用して家でイライラしないワーママを継続中。
もちろん、疲れるときもあるけど、解消のコツも心得ました。
執筆・マコの詳しいプロフィール
再就職のために簿記2級も取得しました。
【タイプ別】ワーママのタイムスケジュール
代表的なワーママのタイムスケジュールを4パターンご紹介します。勤務時間が長くなるほどに、家にいる時間が短くなるためワーママの負担は増していきますが、就寝時間と起床時間はさほど変わりませんでした。
フルタイムワーママの1日
産休を経て仕事復帰してからフルタイムで働くワーママさんのタイムスケジュールです。旦那さんの協力が得られる環境なので、送り迎えは週2で旦那さんが担当されています。帰宅してから、寝るまではノンストップでタスクが待っているので、仕事中よりも疲れが増すと言います。
(メーカーの事務職・32歳・子供1歳・保育園)
6:00 起床
7:00 子供の支度
8:00 出発
9:00 出社
17:30 退社
18:00 お迎え・帰宅
19:00 夕飯
20:00 お風呂・洗濯
21:00 寝かしつけ
22:00 洗い物や翌日の準備
23:30 就寝
時短勤務のワーママ
子供が急に発熱した時に家族の協力が得られないことから、時短勤務を選びました。朝のバタバタは変わりませんが、退社時間が早いのでお迎えまでにスーパーによったりする時間が生まれています。
(経理職35歳・子供1歳、3歳)
6:00 起床
7:00 子供の支度
8:00 出発
9:00 出社
16:00 退社
17:00 お迎え・帰宅
18:00 夕飯
19:00 お風呂・洗濯
21:00 寝かしつけ
22:00 洗い物や翌日の準備
23:30 就寝
パートで働くワーママ
数年前の私のタイムスケジュールです。子供が幼稚園に行っている間だけ働けるパート事務のお仕事をしていました。子供を送り出した後に掃除や洗濯ができますし、習い事に送っていく時間的余裕もあったため充実した毎日が送れました。
(総務事務パート・子供3歳、5歳・私立の幼稚園)
6:30 起床
7:30 子供の支度
8:30 出発
9:30 一旦帰宅して、家事
10:00 出社
15:00 退社
15:30 お迎え・習い事
18:00 夕飯
19:00 お風呂
21:00 寝かしつけ
22:00 洗い物や翌日の準備
23:30 就寝
在宅勤務のワーママ
フルリモートワークをしている今の私のタイムスケジュールです。出勤するときとの大きな違いは子供たちが帰ってくるタイミングで休憩をはさみ、夕食後また仕事を再開することです。
やらなければならないことがたまっていると注意力散漫になり、仕事が進みにくいので家事を片付けてから残りの仕事を片付けます。
(WEBディレクター・子供7歳、9歳)
6:30 起床
7:00 子供の支度
8:00 出発
8:30 勤務開始
16:30 一旦、退勤
17:00 お迎え・帰宅・習い事の送り迎え
18:00 夕飯
19:00 お風呂・洗濯
20:00 残りの仕事を片付ける
21:00 寝かしつけ
22:00 洗い物や翌日の準備
23:30 就寝
【時間帯別】ワンオペワーママの1日の過ごし方
朝のスケジュール
朝はワーママにとって最も忙しい時間ですが、働くことを充実させているワーママはこの時間の使い方がうまいという特徴があります。6:00-6:30の間に起床し、家族が起きる前の時間を自分の時間に有効活用しています。
資格の勉強や朝ヨガ、夕食の支度、仕事をすることもあります。朝の時間を自分の好きなことをするために用意するとすっきりと起きられるようになりますし、タイムリミットが決まっているため集中して取り組めるというメリットもあります。
家族が起きたら洗濯や掃除、朝食の準備など家族のための時間として使います。子供が朝食を食べるのを見守りつつ、自分の身支度を整えて出社の準備も始めます。8:00頃に家を出て、子供を保育園に送り届けたら、職場へ向かいます。移動中は読書をしたり、資格勉強をしたりと自分のために使える貴重な時間です。
朝の過ごし方はワーママの1日を左右する時間帯です。
終業後からお迎え
仕事が終わると同時にワーママは早歩きになります。仕事中のように自分だけの時間では動けなくなるため、1分も無駄にできなくなります。職場には「お先に失礼します!」と笑顔であいさつしたら、真っ先に保育園へと向かいます。
18時までにお迎え厳守を求める保育園もあるので、寄り道をする時間もありません。保育園の後に学童へと2か所、はしごお迎えをするワーママさんもいます。
子供のほっとした顔を見たら、そのまま家へと直行し、あわただしく夕食を作りが始まります。保育園で疲れている子供の要求に答えながら家事をこなす、時間は仕事よりも大変と感じる時間です。
夕食から片付け
ゆっくり味わうことなく夕飯が進んでいきます。1歳未満のお子様がいるときにはサポートも必要になるので自分のご飯を食べた覚えもないほどあわただしい夕食が過ぎていきます。夕食を食べ終えたら、一休みしたい気持ちをぐっと抑えて、片付けが始まります。食洗器があるご家庭では食器洗いの時間は10分以内に抑えられますが、それでも大変です。
同時進行でお風呂を沸かして、行きます。
お風呂と翌日の準備
お風呂が沸いたら遊んでいる子供をなだめつつ子供をお風呂に入れます。
入浴中にパジャマを準備し、タイミングよく髪の毛を洗い、着替えさせて、髪の毛を乾かして…子供の数が多いほど時間が長くなります。
子供が寝られる状態が整ったら、翌日の保育園準備を始めます。
給食セットやタオルのほか、水着やお遊戯会の衣装など季節やイベントに合わせて持ち物は変わるので、連絡帳と照らし合わせて整えます。
寝かしつけとその後
子供たちが寝静まったことを確認したら、こっそり起きて自分の時間を過ごしたり、溜まった家事を片付けたります。21時くらいに寝てくれれば、自分の時間が2時間くらい確保できますが、理想通りにいかないことの方が多いです。
保育園でしっかりお昼寝をしてきた子供は22時以降まで全く寝る気配ことがないこともあり、ママが先に寝落ちしてしまうケースも多々あります。
ワーママがきついと感じる3つのとき
時間がないときにワーママはつらいと感じてしまいます。自分にしかできない仕事が溜まっているとき、スケジュールが自分の思い通りにならないときにはさらに気分を落ち込ませることになります。
1.仕事復帰から3か月間
育休明けからタイムスケジュールがルーティーン化するまでの3か月間はワーママにとってつらい時期です。自分はもちろん子供も夫も生活リズムがガラッと変わるので、疲れがたまりやすくなります。
保育園に入所すると子供の急な発熱は避けられず、休みを取らなければならないことも多々あり、職場に対して申し訳ない気持ちを抱えることになります。自身の風邪は多少の無理をしてきた方はとくにもどかしさをかじるでしょう。
家族も自分も新しいスケジュールに慣れるまでの3か月はつらいと感じる時期です。
2.子供が寝ない夜
就寝時間になっても子供が元気よく起きているときや一向に寝る気配がない夜に、明日の朝や目の前にあるタスクを考えるとつらくなります。
やらなければならないことが後回しになり、自分が無理をすることになるからです。夕方に昼寝をしてしまったり、保育園でたっぷり寝ていた子供は22時ごろまで寝てくれないこともよくあります。
早く寝たいのに寝られないとこでストレスになり、冷静な気持ちを保てなくなってしまいます。「早く寝なさい!」と声を荒らげてしまった際にはさらに自己嫌悪に陥ることもあります。
完璧主義なワーママほど子供が寝ない夜にはつらいと感じやすいです。
3.夜ごはんを作るとき
夕食を作らなければならない状況はワーママをつらくさせます。
ワーママは子供の相手をしながら夕食を作るため、時間が細切れになってしまい一人で作るときの倍以上の時間がかかることもあります。保育園から帰ってきた子供も疲れているので、ご機嫌が斜めなこともあります。兄弟がいればケンカが始まり、仲裁に入らなければなりません。
思い通りに夕食作りが進まない状況に疲れ果ててしまいます。
子供が夕飯で遊び始めたときには疲れは倍増します。
ワーママのリフレッシュ方法4つ
日常的にたまるストレスを意識的に取り除いてあげると、疲れにくくなりますし、気持ちにも余裕が持てます。すぐに実践できる4つのリフレッシュ方法をご紹介します。
1.朝型生活にシフトチェンジ
朝型生活に切り替えると自律神経が整い、昼間の集中力も上がりますし、精神的にも安定します。日光に当たる時間が多いと精神安定効果のあるホルモン物質セロトニンが分泌されます。セロトニンはストレス緩和の効果もあり、ワーママの生活を豊かにしてくれるホルモンです。
どんなに遅く寝てもいつもより30分早く起きる習慣をつけることから始めます。起きたらカーテンを開けて朝日を浴びると、脳が目覚めるのでだらだらと過ごす時間を防いでくれます。
読書や体を動かす、動画を見るなど自分の時間は夜ではなく、朝に置き換えましょう。
2.体を動かす
適度な運動をすると分泌されるエンドルフィンやセロトニンは心の不安やイライラを取り除いてくれる効果があります。日常的に20分以上の軽い運動を取り入れるだけでも十分な効果が得られます。
オンラインでできるヨガ講座や筋トレ講座など自宅で手軽に始められます。
起きてからすぐにヨガの流れを作れると一日の生活リズムが整い、幸福習慣が出来上がります。
3.好きなものを食べる
好きなものを遠慮なく食べることもリフレッシュにつながります。
食べている間は幸福を感じるのでイライラしにくくなるからです。
子供と一緒のときには食べられない激辛ラーメンを食べたり、仕事帰りにスタバで甘いものを食べるなど自分にとって心地よい時間を過ごすことが大切です。いつも頑張っている自分へのご褒美に自分のことを認めてあげることもワーママを長く楽しく続けるコツです。
1週間に1回や月末処理が終わった後など、区切りのいいタイミングで取り入れると罪悪感が和らぎます。
4.家族とレジャーをたのしむ
子供の笑顔を見ると仕事をしている意味にも改めて気づくことができるようになります。仕事をしている理由の中にはお金のためもあります。お金があれば時間を買うこともできますし、家族と楽しい時間を作れる選択肢が増えていきます。
キャンプや自然と触れ合えるレジャーだとさらに満足度が高まりますし、子供の記憶にも残りやすくなります。
家族とレジャーを楽しめるとリフレッシュと働く意味両方に効果があります。
平日のきついスケジュールを乗り切る3つの裏技
仕事、保育園、職場の往復で自分の時間が全く取れない平日を乗り切る3つのコツをご紹介します。ワーママ3年目で取りいれてから、自分の時間が毎日30分だけでも増えたので、寝落ちする日が1週間に1回以下になりました。
1.休日に家事貯金を蓄える
休日に翌週分の家事を先に済まして貯金する「家事貯金」は平日に時間の余裕を与えてくれます。掃除や洗濯などなど一通り試しましたが、最も効果があったのは休日に料理の作り置きでした。
副菜を作っておくでも毎日の調理時間が30分以上なくなりますし、きんぴらごぼうのような栄養満点かつ手の込んだ料理を夕食に並べられるようになります。肉に下味をつけて冷凍もメインが決まるので毎日献立を悩む時間が大幅にカットできました。
休日に家事貯金を蓄えると翌週の自分から感謝されます。
2.時短家電を取り入れる
お掃除ロボットや食洗器など時短家電に自分の代わりに家事をしてもらうと、平日でも30分以上時間が生まれます。
乾燥機と食洗器を取り入れたら、夕食後にゆとりが持てるようになりました。
お皿を洗う時間は1回につき30分以上もかかり、朝食と夕食を合わせると1日に1時間、1週間で7時間も食器を洗っています。食洗器を使い始めてからは1回の時間は10分以下になり、食器洗いの時間は3分の1になりました。
夕食後時間のゆとりが持てるようになったため、お風呂のあとにパックをする余裕も出ます。
3.家事代行サービスを試してみる
費用対効果が最も高いのは家事代行サービスの利用でした。
料理や掃除など自分が最も苦手とする家事をプロにやっていただけるので、負担も減ります。プロの味を家庭で楽しめるので、家族にも好評でした。初回お試しサービスなら2000円程度で必要なサービスを、必要な分だけ取り入れられるので気軽に始められます。
大手では申し込みから支払いまでもスムーズですし、万が一トラブルへの補償も充実しています。私は在宅ワークなので家事のプロにしていただいている間に自宅で仕事をできたのも助かりました。
【ワーママに「疲れた」を解消する3つのコツ|30代の正社員の体験談】
ワーママのタイムスケジュールまとめ
【タイプ別】ワーママのタイムスケジュール
フルタイムワーママの1日
時短勤務のワーママ
パートで働くワーママ
在宅勤務のワーママ
【時間帯別】ワンオペワーママの1日の過ごし方
・朝は子供送り出すまであわただしい
・終業後からは一分たりとも無駄にできない
・夕食から片付けは時間があっという間に過ぎる
・お風呂と翌日の準備でやっとひと段落
・寝かしつけの後は自由時間だが、寝落ちしてしまうママも多い
ワーママがきついと感じる3つのとき
1.仕事復帰から3か月間
2.子供が寝ない夜
3.夜ごはんを作るとき
ワーママのリフレッシュ方法4つ
1.朝型生活にシフトチェンジ
2.体を動かす
3.好きなものを食べる
4.家族とレジャーをたのしむ
平日のきついスケジュールを乗り切る3つの裏技
1.休日に家事貯金を蓄える
2.時短家電を取り入れる
3.家事代行サービスを試してみる